今回の要約
港南区の小学校は21校ありますが、その教員数や生徒数には大きな違いがあり、結果的に子どもたちの成長環境にも大きく影響を及ぼすんではないか?という話です。
横浜市のWEBサイトには学校現況という学校に関する統計データのページがあります。
区ごとの学校数や生徒数、教師の数などの情報を確認できます。
たとえば、区ごとの生徒数であれば、こんな感じで。
この統計データ見ていて気になったのは、
各区ごとに、もしくは各学校ごとで生徒1人あたりの先生の数は変わらないのかな?ということ。だってですよ。市が運営する公立校なのだから、とうぜん平均化されているのでは?と思うわけです。
ということで、港南区とその左隣りの戸塚区をまずは比べてみました。
【小学校】
港南区:先生1人に生徒約15.8人 (生徒数 10,153人/教師数 644人)
戸塚区:先生1人に生徒約16.3人(生徒数 14,500人/教師数 888人)
【中学校】
港南区:先生1人に生徒約12.8人(生徒数 5,091人/教師数 398人)
戸塚区:先生1人に生徒約15.4人(生徒数 6,381人/教師数 414人)
あ、小学校はさほどの差がないものの、中学校はちょっと差がある。小学校、中学校ともに先生1人が見る生徒数は港南区の方が少ない数値になってました。
となってくると、次は港南区内の学校ごとにも数値にギャップがあったりするのか?と思いはじめてしまいます。
そんなわけで、調べてみました。
なんと!!!
先生1人あたりで約22.1人の児童を見なくてはいけない港南台第一小学校があるかと思えば、先生1人あたり約10.4人の小平小学校まで、その数値はかなりバラバラです。。。もう少し近しい数値になるかと思っていたんですが。。。
まあ、もしかすると、
小平小学校の先生は何か他の負担がかかっているのかもしれませんし、港南台第一小学校の児童たちがあまりにも聞き分けが良すぎて先生の負担がかからないのかもしれません。きっと私が窺い知れない特殊な事情が色々とあるのでしょう。でも、やっぱり気になります。「なんでこういう差になるの?」と。
これも恐らくなんですが、横浜市のWEBサイトを見ているだけでは、その理由はわからないきょうな気がしています。ややこしくて面倒な一市民が統計データを加工して、折を見て、以下に問い合わせをしてみるしかなさそうですね。。
ちなみに、上記の教員数は以下の教員種類より本務教員にあたる数値を抽出しています。
◆本務教員
辞令により俸給が支給されており、週38.75時間以上で勤務する教員
◆兼務教員
辞令により俸給が支給されており、週38.75時間未満で勤務する教員
◆特別支援学級担当教員
学校教育法第81条第2項各号に定める学級を担当し、特別支援教育に直接従事することを本務とする教員
◆産休代替教員
女子教職員の出産に際しての補助教職員の確保に関する法律第3条1項又は第5条によって任用された教員
◆育児休業代替教員
地方公務員の育児休業等に関する法律第6条第1項によって任用された職員
また、今回で比較した横浜市港南区の小学校一覧です。数値が大きいほど、先生1人あたりが見る児童数が多いということになります。
港南区の小学校 | 先生1人 あたりの 児童数 |
港南台第一小学校 | 22.1 |
永野小学校 | 21.4 |
下永谷小学校 | 21.0 |
吉原小学校 | 20.4 |
南台小学校 | 20.3 |
相武山小学校 | 20.3 |
桜岡小学校 | 20.1 |
日限山小学校 | 20.1 |
上大岡小学校 | 18.6 |
下野庭小学校 | 18.0 |
日下小学校 | 17.9 |
港南台第三小学校 | 17.9 |
永谷小学校 | 17.9 |
丸山台小学校 | 17.2 |
芹が谷南小学校 | 17.0 |
日野南小学校 | 16.7 |
日野小学校 | 16.6 |
野庭すずかけ小学校 | 14.9 |
芹が谷小学校 | 14.1 |
港南台第二小学校 | 11.5 |
小坪小学校 | 10.4 |